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白黒写真をカラーにする場合、どのように色はどのように特定するのですか?
基本的には白黒写真の明暗、撮影されたと推測される季節や場所を基に修復技師が色を選定、着色を行いお客様にチェック頂くような流れが基本となります。また以下のようなやり取りを踏まえてカラー化のご依頼を頂くこともございます。
・お客様から類似のカラー写真写真をお送りいただく。
・撮影された季節や時間帯情報をいただく。
・洋服の色など、部分的に指示をいただく。
以上となります。ご希望はお客様それぞれですので気になる事はお気兼ねなくご相談ください。 なお重度の色褪によってモノクロになってしまった写真については色の情報を取り出せる場合があります。 -
着色は簡単で良いので安くお願いできますか?
可能です。塗り重ねる色の数や、塗りの細かさなどを抑えることでお値段を調整いたします。 また背景は白黒、人物のみカラー化して一癖ある写真にしてほしいというご依頼が以前ありました。 そういった場合にも工数が減りますので、料金も割安となります。
ご注文の際にご予算をお伝えください。 -
どんなシーンで白黒写真のカラー化サービスが利用されるのですか?
同窓会で配る昔の写真、自治体からご依頼いただく昔の街並み写真、ご両親へのプレゼント、趣味・展示会用にカラー化してほしいというご依頼が多いです。
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過去の建築資料(白黒写真)を正確に当時の色味をカラー化再現したい
着色は明度や当時の撮影環境から得られる想定や、他の資料を基に作成しておりますので100%正確な色味ではありません。 また現在、白黒の写真からカラーの情報を正確に取り出すという技術は存在しないと認識しています。 そういった技術が確立された場合、多くの歴史資料がカラー化されるなど大きな話題となるのではないかと思います。
【UPDATE:2015.07.19】